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生理の悩み

生理痛がひどい、生理前の腹痛、頭痛、イライラなどの症状が強い

市販の鎮痛剤を飲んでも効かないほどの強い生理痛は、病気が隠れている可能性があります。日常生活に支 障が出る場合は、対症療法として痛み止めだけでなく、子宮の収縮を和らげるお薬もあります。それでも効 果がない場合は低用量ピルなどのホルモン療法で改善できることもあります。１０代でも飲めるピルもあり ます。ひどい生理痛や生理前の諸症状を抑えて、楽しい学校生活を送ってほしいと望んでいます。

生理がこない・不順がある

生理が始まってまだ日が浅いので、生理周期が整っていない方は多いです。その中でも3 か月以上生理がこない場合は「無月経」と呼ばれ、無排卵やホルモンバランスの乱れが関係していることが あります。ダイエットやストレスなどが原因で生理が止まることもあります。
そのままにしておくと卵巣の機能が衰えてしまうこともあります。お早めにご相談ください。

経血量が多すぎる・長く続く

経血が多い、生理が長いと学校生活にも支障が出てしまいます。ナプキンが1 時間ももたないほど出血量が 多い場合や、生理が10 日以上続く場合は、子宮の病気が関係していることがあります。性経験のない方はお 腹の上から超音波をあてて検査することも可能です。お話を聞き、合った治療法をご提案します。

月経をずらしたい

試験や部活の大会、旅行などに合わせて生理を調整したい場合、月経移動ピルを使うことができます。生理日を早める場合は月経開始後5日以内にご受診ください。 生理日を遅らせたい場合は生理予定日の７日前までにご受診ください。 生理不順の方は早めにご相談ください。 ホルモン剤を使用するため、当院では身長の伸びが大体止まっている方への処方をしております。