入院されている患者様の朝食、昼食、夕食、それにおやつの調理を手掛けます。食材の買い出し、食事ごとの食材のカットや下準備、盛り付け、提供後の下膳、後片付けがおもな仕事内容です。おいしさや見た目を重視した献立で、野菜を多めに盛り込み、おやつも手作りしています。患者様の「ごちそうさま。おいしかった!」「どうやって作るの?」なんて声をかけていただくと喜びもひとしお。それと同時に、お産で大変疲れている患者様の体力を回復して頂く責任感のある仕事です。
月に一度、妊娠前期の患者様を対象にした栄養指導の教室も開催しています。
2011年5月の開院と同時からこちらに勤務し、入職半年後からリーダー(責任者)を務めています。ここはまるで“出産”というハッピーなオーラに包まれているような雰囲気です。そのせいなのか、スタッフ同士は年齢を問わずに仲が良く、院長はみんなに対して気さくに接してくれる風通しのよい環境。年上のスタッフにも、なんでも気軽に相談できる職場です。しっかりお休みが取れ、気持ちにメリハリをつけて仕事に取り組んでいます。
仕事内容は自由度が高く、やりがい、楽しさにつながっています。たとえば、新メニューの発案や、季節によってはクリスマスメニューや年越しそば、おやつにバレンタインチョコを盛り込んだり。
やってみたいと思った企画を形にできるのはとてもうれしいものです。今は、患者様が好きなものを好きな量取れる、ビュッフェスタイルの食事を計画中です。
日常的に患者様から感謝の言葉をかけていただくことも、やる気につながっています。先日は、二人目を出産される患者様に「一人目の子を出産したときよりさらにおいしくなったね!」と声をかけていただき、うれしかったですね。
私たちが気を配っているのは、お食事が“病院食”然とならないこと。味わいや食欲をそそる彩り、盛り付けに配慮して、入院の5日間、満足していただける食事を心がけています。
早番と遅番に分かれて、勤務しています。患者様からの感謝の言葉や喜びの声が、日々のモチベーションにつながっています。
今日も入院患者様の笑顔を見たいので張り切って出勤します。
朝食の準備、調理。野菜のカットや下ごしらえ、味付けをします。メニューは、和食と洋食を交互に、国産野菜を豊富に盛り込みます。毎食フルーツも添えています。
盛り付けは提供する直前に。温かいものは温かく、冷たいものは冷たい温度でお出しするようにしています。まだ眠そうな患者様にも、元気よく朝の挨拶をしてお迎えをします。
夜勤のスタッフから日勤のメンバーへ患者さんの状態などを伝えます。5分ほどの全体ミーティングでは、毎朝一人が順番に院内であった心あたたまる話などを話します。ポジティブな気持ちで仕事に臨めます。
食べ終わった食器類などの片づけをし、食堂や厨房の掃除をします。
朝食の準備、調理。野菜のカットや下ごしらえ、味付けをします。メニューは、見た目から食欲をそそる丼や、カフェメニューのようなパスタが中心。
赤ちゃんのお世話も一旦ブレイク。一時の休憩を兼ねて出来立ての昼食を食べて頂きます。使う食器は、プラスチック類ではなく、スタッフで選んだ陶器や蓋つきの器などを使っています。
食べ終わった食器類などの片づけをし、食堂や厨房の掃除をします。
新しいメニューを考え、実際に作って試食をします。季節の食材を取り入れるなど工夫をしています。
遅番と業務の引継ぎを確認し、早番の業務は終了します。ほとんど残業はなく、ほぼ決まった時間に上がることが可能です。
前日から材料の不足があることが分っている場合は購入してから出勤するようにします。作業に入る前に、身だしなみを整え、手洗いをします。
チーズケーキ、シフォンケーキ、アップルパイ、アイスクリームなどおやつはすべて手作りでお出ししているので患者様に好評です。
夕食の準備、調理。野菜のカットや下ごしらえ、味付けをします。メニューは、肉か魚を使ったメインを含め、6~7品。国産野菜を多用し、毎食フルーツも添えています。
食事とはまた違う内容に、患者様のパッと華やぐお顔が見られます。喜んで頂けるかドキドキです。
作り方を聞かれることもしばしばあり、やりがいを感じます。夕食の準備・デザート作りなど忙しくなります。お祝い膳の準備も並行して行います。
盛り付けは提供する直前に。温かいものは温かく、冷たいものは冷たい温度でお出しするようにしています。
食べ終わった食器類などの片づけをし、食堂や厨房の掃除をします。
ほとんど残業はなく、ほぼ決まった時間に上がることが可能です。